オオイタビ
オオイタビのジャム
「オオイタビ」と聞いて一発でわかるという人はかなりの植物マニアなんじゃないでしょうか。
沖縄に住んでいれば、きっとどこかで目にしているはず。
よく石垣や建物の壁にびっしり生えています。
そういうと「あぁ~!」と言う方も多いですが、その植物が食べられる実をつけることはあまり知られていないようです。
私たちも最近まで知りませんでした。
オオイタビはクワ科イチジク属の植物で、見た目もイチジクぽいです。
オオイタビにはオスとメスがあるそうで、メスだけに食べられる実がつくようです。
その実というのも厳密には果実ではなく、花嚢(かほう)と呼ばれ、受粉すると中に花を咲かせるそう。
なので外から見ただけでは花が咲いているのか=食べられるかどうか見分けがつきません。
ただ、熟するとぱかっと実が割れるのでそうなると食べられます。
(写真があればよかったのですが)
要約すると、オオイタビの食用に出来る部分は希少価値が高いということになります。
そんなオオイタビをジャムにしちゃったのですからびっくりですよね笑
ジャムになったオオイタビはやはりイチジクみたいな、ぷちぷちとした食感もあり桑の実ぽくもあります。
ラズベリーのようなベリー系の味にも似ています。(ベリーのような酸味は無いですが)
スコーン等の焼き菓子によく合います♡
これ見たことありますよね?
写真はうちの庭にあるものですが残念ながら実はなりません
気になった方はぜひぎのざジャム工房まで味見しに来てね♪
現在、当工房と、道の駅ぎのざのみで販売しております( ˘ω˘ )